セキュリティ系エンジニア。IT技術について書いているふりをしています。
by neo_logic
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【書評】 『丁か半か』いやイカサマか 仲田紀夫著 東苑社(1998)
このページ見てる人なら大半が好きそうな数学史の本。
数学は歴史と絡めると面白さが倍増する。

もちろん発達し続ける分野なのだから、論理が完成してしまえば
それ以上は望まれないものではあるが、
天才達がああでもない、こうでもないとひねくりこねくりまわした
数字と論理の世界が、どう展開してきたのかがわかる。

トピックとしては、
ゲルマン人が発達させた統計学、ラテン人が発達させた確率学っていうのが、
民族性を雄弁に表現していて面白い。

社会数学の台頭と失脚の話なんかも楽しい。
使いようによっては猛烈に便利なのに、使いようによっては誰も見向きもしない。
まあ、統計のインチキについて書いた本は死ぬほどあるけどな。

たまに読書でもしてみるかなあ、という数学好きの人にはお勧め。
深い内容ではないので、さらっと読むのがいいと思う。

【評価】
総評 70/100点 (良作)
雑学度 合格点
論理度 及第点
歴史度 及第点

 
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by neo_logic | 2006-04-25 07:10 | メディア評
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