セキュリティ系エンジニア。IT技術について書いているふりをしています。
by neo_logic
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【書評】 赤朽葉家の伝説 桜庭一樹 2006. 東京創元社
桜庭の作品は一貫して浅い。
また、唐突である。

これはデビュー作のゲームからずーっと
私が思っていることだが、この作者、とかく浅い。

扱っているテーマはいいのだが、どうしても
作者の底の浅さが露呈してしまう。

この作品も、昭和から平成にかけての描写が勝負どころなのだが、
どうしても踏み込みが甘く見えてしまう。
けれんが足りないのである。
また、なぜか超能力や超常現象的な設定を
安易に使ってしまうという悪癖もある。

このテーマならもっともっと奇怪な作品に仕上げて欲しかった。
もしくは人物の描写に深くえぐり込んで欲しかった。

こういう感想を持つので、次はどうだ、
という期待をいつも持って読んでしまう。
そしていつも、惜しい、と思ってしまう。

この作家が好きだからなおのことである。

総評:75点(俊作)
舞台:上の中
人物:中の中
展開:上の下
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by neo_logic | 2008-01-15 21:41 | メディア評
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